○コウノトリ煎餅

◆エピソード


せんべいと言えば、今は日本中どこでもお米で作って醤油を塗った、いわゆる東京せんべいのことを指すのが普通です。 しかし昭和40年代頃までは、少なくとも上方(関西地方)ではせんべいと言えば、いわゆる瓦せんべい(小麦粉に砂糖を入れて鉄板焼きにした甘いせんべい)のことでした。弊社は日本一おかき処と名乗っている通り、米菓(おかき・せんべい)の専門メーカーです。 そんな弊社がどうして炭酸せんべい(小麦粉せんべい)を作り始めたのか、その理由をお話しいたします。

結論から言いますと、地元兵庫県豊岡市の市長に依頼されたからでした。 皆様よくご存じのように、豊岡市ではずっと以前から、コウノトリの人工繁殖に取り組み続けて来ています。 その結果、一時は絶滅が危惧されたコウノトリでしたが順調に増え続け、平成十七年からは自然界への放鳥も行われています。 そして今では、弊社の主力工場である豊の岡工園の上空にもよくその優美な姿を見せるようになり、いずれその内、彼らのためにと作った広大な海浜大庭園に、羽を休めに舞い降りて来てくれる日も近いのではと期待しています。

そんな地元豊岡市の自慢のコウノトリをもっともっとPRして、人と自然の共生の大切さやすばらしさを、広く世界中に訴えていきたいというのが、市長の意向であるのです。 その情熱に感銘し、またその主旨に賛同して創作したのが、このコウノトリ煎餅なのです。 豊岡市に、そして播磨屋本店に、一体どんな幸せをもたらしてくれるのか、大いに楽しみにしているところです。



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